褥瘡対策チーム

褥瘡とは

褥瘡とは一般的に言う「床ずれ」のことです。一般的に、寝たきり状態(全身麻酔の手術を含む)や下半身麻痺で長時間車いすに座り続けると、自身の体重の圧迫により末梢血管の血行障害を起こし、仙骨部や踵や坐骨部などの骨の突出した部分に皮膚の挫滅が生じて潰瘍化を来します。
かつて「褥瘡を作るのは看護の恥」とも言われたことがありましたが、高齢化社会が進む中褥瘡対策は病院全体で取り組む時代になっています。
褥瘡対策チームは発生の予防、早期発見し治癒に向けて日々活動しています。

構成員

医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、社会福祉士で構成しています。

活動内容

褥瘡対策委員会は週一回、専任医師と委員が中心になり褥瘡保有患者さんの回診を行っています。月一回の委員会では、その月の患者報告、症例検討、勉強会などをしています。
また栄養に関してはNSTチームと月一回の合同カンファレンスを開催し情報共有を行っています。
褥瘡対策は日々進歩しています。新しい情報を得るため委員が中心となりセミナーへの参加や褥瘡学会への参加をしています。