血液内科

血液内科は2024年4月に常勤医を迎えました。奈良市北部から京都府南部にかけては血液内科を有する病院は多くありません。
当院は日本血液学会より専門教育研修施設の認定を受けました。
これを機会に幅広い血液疾患に対応することで地域医療に貢献できるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします

対象疾患

貧血 鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、巨赤芽球性貧血、赤芽球癆
腫瘍性疾患 急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄線維症、真性多血症、本態性血小板血症
出血性疾患 突発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、播種性血管内凝固症候群

急性白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった血液がんから、悪性貧血、特発性血小板減少性紫斑病などの慢性疾患、さらに後天性血友病などの凝固異常症を対象としています。

健康診断で血液異常を指摘された、発熱や息切れで受診された際の血液検査で異常がみられた、止血が困難である、触診もしくは画像診断で原因不明のリンパ節腫脹を指摘されたなど血液疾患を疑われた際にはいつでもご紹介ください。

全身状態がすぐれず、原因不明の臓器障害や発熱を認めるものの、診断困難な患者さんの中に血液疾患患者が紛れ込んでいることは稀ならず経験します。そのような患者さんをご紹介いただけましたら、当院の総合診療科・内科医師とともに鑑別診断を行い、治療に当たらせていただきます。

\ 疾患名をクリックしてください /
悪性リンパ腫 多発性骨髄腫 再生不良性貧血 骨髄異形成症候群

 

特色

常勤医は現在1名ですが、経験豊富な非常勤医師もほぼ毎日在籍しており、実質2名体制で診療を行っています。

ほとんどの血液疾患には対応可能ですが、当院で対応困難と判断した場合には、奈良県総合医療センターなどの大規模病院を紹介させていただきます。
血液疾患診療の進歩は目覚ましく、新たな薬や治療手段が次々導入されています。治療の進歩を踏まえて、患者さんと十分相談のうえ、ベストな治療法を提案させていただきます。

血液内科医師

石川 隆之(部長)
・日本内科学会 認定内科医
・日本血液学会 血液専門医・指導医
・日本造血細胞移植学会 認定医
三根 大智(医員)
・日本内科学会 内科専門医
八木 秀男(非常勤)
・日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
・血液内科専門医・指導医
・日本輸血・細胞治療学会認定医
・造血幹細胞移植認定医
・細胞治療認定管理師治療認定医
・日本血液止血学会認定医
北脇 年雄(非常勤)
・日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
・日本血液学会 血液専門医・指導医・評議員
・血液疾患免疫療法学会 評議員
・日本造血・免疫細胞療法学会
・日本免疫学会
・日本がん免疫学会
星野 永 (非常勤)
越智 真一 (非常勤)
・日本血液学会 血液専門医

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