健康教室のごあんない
2019.01.16
2019年1月12日 『日本の食糧問題をちょっとだけ考える』
今年最初の健康教室のテーマは、食糧問題。
自給率39パーセントにも関わらず食糧廃棄量世界一の日本。美食・飽食を維持するために、絶滅の危機に陥っているまぐろ問題や、バーチャルウォーター、フードマイレージ増加によっておこる環境破壊。
世界人口増加や、異常気象などによってこれから起こるであろう食糧不足も考えて、何をすればよいのか?ということも少しだけ考えてみました。
【本日のデザート】
黒豆とほうじ茶のムース
濃く煮だしたほうじ茶をムースにして、お正月らしい色合いの黒豆、抹茶、金箔をトッピング。手作りべっこう飴を刺して、華やか?に盛り付けました。栄養満点の甘酒も好評でした。
自給率が、70%だった頃の昭和40年代の食事と、現在の食事を比べた表を見て、みなさん「ずいぶん贅沢になったなぁ~」と、実感された様子でした。そういえば肉を食べるのは以前は1か月に数回だけだったな、とか、ケーキを食べるのもクリスマスだけだったのに、今は年中食べてる、コンビニにはいつでも何でも食べるものがたくさんある、等等。
その飽食を支えるために、外国では森林伐採で環境が悪化し、絶滅しかけている動物もいる、ということに、驚かれた様子でした。
まずは、家庭内で無駄を省き、廃棄食材を減らす。できれば国産や地元の食材を買うことでエコにもつながる、ということをあらためて解っていただけたと思います。
「日本の食糧問題が心配になりました」
「できることからやってみます」
「消費期限、賞味期限分けて考えてロスを少なくします」
「食べ物が不足している国があるのに、日本では捨てている、
というのに心傷みました・・・」
「いつもよいことを教えて頂いて感謝しています」
などのご感想をいただきました。