行事食

2015.08.31

平成27年5月号 『端午の節句の献立』

まきは、中国から渡来したもので、病気や災厄を除ける宮中行事が端午の節句のはじまりなのだそうです。かたや、柏餅は、日本で生まれた食べ物。柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、子供が生まれるまで親は元気でいる、すなわち家系が途絶えないという縁起ものです。
これにあやかって、この季節らしい青々とした笹でちまき寿司を作りました。夕食は、こいのぼりをかたどったオムライス。端午の節句の雰囲気が病室まで伝わったでしょうか?
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端午の節句の行事食
『ちまき寿司・・・笹の葉で巻いた散らし寿司。
『豆ごはんのおにぎり』
『二色茶巾』・・・さつま芋と紫芋の二色で茶巾絞りに。
『鰆の柏蒸し』・・・旬の鰆にみそ・アスパラをのせて柏包んで蒸しています。
『柏餅』『ごま豆腐』『あやめ麩』『炊き合わせ』『若筍汁』

200本近い数のちまきも、毎年のことだから、馴れたもの。
懐かしい食べ物や、郷土食にもできるだけチャレンジしていきたいと思ってます♪